無名機関資料ファイル
個人ポートフォリオ
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ダンテについての客観的な記録のまとめ
時系列や記録元の人間はバラバラ。
機関生の声1
「あの人について?ああ、彼はダンテといって一応機関生ですよ。ずば抜けた身体能力や知能を買われて機関生なのに職員からマンツーマンで色々教えてもらっているみたいです」
「あたしお早く現場入りしたいな~」
20代女性
一つ目の巨漢にストーカーされていたんですけど、探偵さんが証拠集めに加え様々な手続きを手伝ってくださいました!護衛も頼もしく、もし次も利用するのなら、私は最安探偵事務所を選ぶと思います!
ダンテ?ああいいよねあの子。たまに店で秋太と一緒に歌を歌ってくれるわよ。2人とも楽しそうに歌っててね。特にダンテは秋太と一緒に歌うのが好きみたいね。秋太には一方的に嫌われているけど・・・
10代の少女
付き合うなら、私よりも身長が高い人がいいな~!たまにここでバイトしてるえっぐい新調してる銀髪のお兄さんとか!あの人顔も声もいいし優しそう!今度話しかけちゃおうかな!?
今日は彼に数字の3を教えました。記憶喪失の影響で一部の一般常識が欠けているみたいでして、教えるとすぐ記憶に定着してくれるんですよね。ふとした瞬間に落としてしまったリンゴをバスケットの中に戻すように、すぐ教えたものを定着させるんですよ。忘れられたこともないな。
今日は彼の食事についていろいろと確かめてみました。結論「人間の体液を与えた方が効率がいい」
なんだか少しかわいそうですけど化け物らしい感じはしますよ。本当に元は人間なのかな・・・明日記憶をスキャンするらしいです。嘘をついていたらすぐに実験体として研究所に戻されるそうです。
収集中